これまでの昼休み
会社の昼休み。
これまでは、会社の近くで、お昼ご飯を探していました。
その日の気分で、何を食べるか考えて。スマホで調べたり、空いてる店を探したり。気づけば、昼休みなのに、ずっと何かを選んでいました。
お店まで歩いて、並んで、混んだ店に入って、急いで食べて、また会社に戻る。そんな昼休みを、ずっと続けていました。
それが普通だと思っていた
最初は、それが普通だと思っていました。お昼くらい外で好きなものを食べた方が良い。少し気分転換した方が良い。そんな風に思っていました。
でも気づくと、昼休みが終わる頃には、少し疲れている日が増えていました。
誰かと食べる昼休み
誰かと一緒に食べる日もありました。仕事の話、会社の話、人間関係の話。悪口というほどじゃなくても、気づけば愚痴みたいな空気になることもありました。
もちろん、誰かと食べることが嫌だったわけじゃありません。合わせることには、慣れていたと思います。でも、せっかくの休憩時間なのに、また仕事の空気の中にいる感じがして、少し疲れてしまう日もありました。
これまでは、お昼になると上司や同僚に誘われることもありました。もちろん嫌だったわけじゃありません。でも、午前中の仕事が終わって、やっと少し休める時間なのに、また周りに気を使って、また会社の空気の中に戻る。そんな感覚がありました。
共働きの忙しさの中で
共働きだと、朝も夜も余裕がありません。仕事が終わったら買い物をして、夜ご飯を作って、片付けをして、気づけばもう寝る時間。
だからこそ、昼休みくらい少しだけ一人になりたいと思う日がありました。
休めていないことに気づいた
お昼休みなのに、ちゃんと休めていない。そんな感覚が、少しずつ残るようになりました。
家に帰ってからも、なんとなく仕事のことを引きずっていたり、頭が切り替わらない日もありました。だから、もう少しだけ会社の中でも自分の時間を作りたいと思うようになりました。
お弁当を作るようになった
それで、お弁当を作るようになりました。といっても、特別なことはしていません。夜ご飯を少しだけ多めに作る。その残りを、次の日のお弁当に詰める。それだけです。
夫婦2人分。朝、少しだけ準備をして、持っていきます。
最初は、昨日のご飯ってどうなんだろう、飽きないかな。そんなことも考えました。
特別じゃないお弁当でいい
SNSを見ると、彩りのあるお弁当とか、丁寧な暮らしみたいな投稿もたくさん出てきます。でも、自分たちのお弁当はそんなに特別じゃありません。昨日の夜ご飯を、そのまま詰めるだけです。
夜ご飯の続きを、次の日のお昼にも持っていく。そんな感覚に近い気がしています。
一人で過ごす時間が増えた
お弁当にしてからは、「今日はお弁当なので」そう言うだけで、自然と一人で過ごす時間が増えていきました。
最初は、少し気まずい気もしていました。でも、実際に続けてみると、意外と気になりませんでした。
むしろ、今日は何を食べようとか、どこに行こうとか、そういうことを考えなくて良くなったことで、少し気持ちが楽になりました。
自分のペースで過ごす昼休み
お昼になると、少し静かな場所に座って、誰にも合わせず、急がず、自分のペースで食べる。好きなことに時間を使える。ただそれだけなのに、少し気持ちが落ち着く日が増えていきました。
本を読む日もあります。動画を見る日もあります。ぼーっとしている日もあります。何もしない日もあります。
でも、その時間があるだけで、午後の仕事に入る時の感覚が少し変わりました。前よりも、気持ちを切り替えやすくなった気がしています。
自分は疲れてしまうタイプだった
昔は、お昼休みって外で美味しいものを食べたり、誰かと話したり、そういう時間の方が良いと思っていました。もちろん、それが楽しい日もあります。
でも、毎日それを続けると、自分は少し疲れてしまうタイプだったんだと、後から気づきました。
選ぶことにも、合わせることにも、気づかないうちに疲れていたのかもしれません。
小さな静けさが暮らしを楽にする
お弁当にしたことで、何かが大きく変わったわけではありません。でも、会社の中で少しだけ、自分に戻れる時間ができました。
たぶん、自分に必要だったのは豪華なランチより、静かに過ごせる時間だったのかもしれません。最近は、昼休みが来ると少しだけほっとするようになりました。
暮らしって、何かを増やすより、こういう小さな静けさで少しずつ楽になることもあるのかもしれません。
